ICLとは |
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、水晶体を残したまま、角膜を削ることなく、目の中にレンズを挿入することによって屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正して裸眼で見えるようにする手術です。 ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、Implantable Contact Lensの略ですが、このImplantableという言葉は、歯科でインプラントなどでも使われている挿入できるという意味です。つまり挿入できるコンタクトレンズ、これが眼内コンタクトレンズの言葉の始まりです。 ただし学術誌などではImplantable Collamer Lensと記載されています。医学的にはこちらが正しい言葉で、Collamer(コラマー)はICLの素材のことです。 今日、海外では一般的にICLと呼ばれ、日本ではICL(アイシーエル)よりも眼内コンタクトレンズと呼ばれるほうが一般的になってきています。 ICLって言葉だけでは何のことか想像しにくいですね。 ただコンタクトレンズというと定期的に着脱したり、種類によっては毎日の洗浄や保管などの手入れも必要です。 ところが眼内コンタクトレンズ(ICL)は、目の中ですから汚れたり傷になることも全くないので、お手入れ不要、つまり基本的に入れっぱなしで大丈夫ということです。 |